2016年02月22日
ご縁
前回のブログで
「ご縁」
という言葉を使わせていただきました
「ご縁」というとみなさんは
どのような意味をご想像するでしょうか
仏教で「ご縁」は
「縁起」という言葉と
深く関わってきます
日常 よくきく言葉として
「縁起がよい」
「縁起をかつぐ」
がありますよね
「縁起」は
良いことや悪いことの前ぶれ
兆しという意味で
用いられることが多くなりましたが
本来は
他の多くのものの力
恵み
お陰を受けて
私たちは生かされているという
仏教の基本的な教えなのです
縁起とは
「縁りて起る」
(縁によって起る)
ということで
「因縁」ともいいます
この
「縁りて」(縁によって)とは
「ある条件によって」ということ
「起る」とは「あるものが起る」
ということです
よって「縁起」とは
「ある一定の条件によって
現象が起る起り方」
ということです
例えば
「アイスが食べたいのに
アイスが食べれない」
とします
これは
アイスが食べれない(結果)
↑
虫歯があって歯が痛い(間接的原因)
↑
お菓子ばかり食べて歯磨きをしなかった(直接的原因)

最初から
アイスが食べれない のではなく
お菓子ばかり食べて歯磨きをしなかったという直接的原因(縁)が
虫歯があって歯が痛いという(間接的原因)に働き
アイスが食べれない(結果)のです
お釈迦様が
「これ(煩悩)ある故に彼(苦)あり
これ(煩悩)起る故に彼(苦)起る
これ(煩悩)無き故に彼(苦)無く
これ(煩悩)滅する故に彼(苦)滅す」
と「雑阿含経(ぞうあごんぎょう)」で説いています
つまり
一切の存在(もの)は
相互に因となり縁となって
相依り相まって存在する道理を
説いているのです
この度のイベントも
多くの方とのご縁により
開催の運びとなりました
お話してみると
色々な方たちとつながり
まさにご縁を感じざるをえません
この機会をご縁に
また新たなご縁が広がりますことを
願ってやみません
「ご縁」
という言葉を使わせていただきました
「ご縁」というとみなさんは
どのような意味をご想像するでしょうか
仏教で「ご縁」は
「縁起」という言葉と
深く関わってきます
日常 よくきく言葉として
「縁起がよい」
「縁起をかつぐ」
がありますよね
「縁起」は
良いことや悪いことの前ぶれ
兆しという意味で
用いられることが多くなりましたが
本来は
他の多くのものの力
恵み
お陰を受けて
私たちは生かされているという
仏教の基本的な教えなのです
縁起とは
「縁りて起る」
(縁によって起る)
ということで
「因縁」ともいいます
この
「縁りて」(縁によって)とは
「ある条件によって」ということ
「起る」とは「あるものが起る」
ということです
よって「縁起」とは
「ある一定の条件によって
現象が起る起り方」
ということです
例えば
「アイスが食べたいのに
アイスが食べれない」
とします
これは
アイスが食べれない(結果)
↑
虫歯があって歯が痛い(間接的原因)
↑
お菓子ばかり食べて歯磨きをしなかった(直接的原因)
最初から
アイスが食べれない のではなく
お菓子ばかり食べて歯磨きをしなかったという直接的原因(縁)が
虫歯があって歯が痛いという(間接的原因)に働き
アイスが食べれない(結果)のです
お釈迦様が
「これ(煩悩)ある故に彼(苦)あり
これ(煩悩)起る故に彼(苦)起る
これ(煩悩)無き故に彼(苦)無く
これ(煩悩)滅する故に彼(苦)滅す」
と「雑阿含経(ぞうあごんぎょう)」で説いています
つまり
一切の存在(もの)は
相互に因となり縁となって
相依り相まって存在する道理を
説いているのです
この度のイベントも
多くの方とのご縁により
開催の運びとなりました
お話してみると
色々な方たちとつながり
まさにご縁を感じざるをえません
この機会をご縁に
また新たなご縁が広がりますことを
願ってやみません