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大島紬泥染め職人の家に生まれたごく普通の男がひょんなことからお坊さんに!? 全国的に廃寺傾向の中、奄美生まれ紬屋の息子が新寺建立を夢見て地域で奮闘中! 日常何気なく感じた事から仏教学まで分かりやすく書き綴っていきたいと思います。

2016年02月21日

2月18日

今日は2月21日です

タイトルをご覧になって
え?と思われた方
すみません

今日ではないんですが
2月18日って何の日かご存じですか?

お恥ずかしいことに
私は今日初めて知りました

2月18日

それは

ふとぅばの日(ことばの日)
というそうです

島のことばで
2(ふぅ)
10(とぅ)
8(ば)の語呂合わせで
ことばの日となったそうです

奄美には
一言では言い表せない様々な歴史があり
島口を使ってはいけないという時代がありました

そのため
大島支庁が奄美の方言を保存・伝承していくために
この日をふとぅばの日として
制定されたそうです



今日 奄美図書館にて
「ふるさとの昔話・わらべうたで遊ぼう」
という催しに参加させていただきました

嘉原カヲリ先生を講師に
奄美民話の紙芝居にはじまり
座ったままで遊べる手遊びうたから
体を動かして遊べるわらべうたと
気がつけば童心にかえって
子どもたちと一緒に楽しみました

どれも難しいルールなんてなく
道具も何もなくても
子ども同士すぐ覚えて
多少の歳の差があっても
知らないお友だち同士すぐ打ち解けあえそうな
わらべうた あそびばかりで
とても楽しかったです

そのなかに
私が幼少の時にあそんだ遊びがあり
今まですっかり忘れていましたが
見た瞬間に思い出し
子どもの時の楽しかった外遊びを
思い出させられたことにびっくりしました

お恥ずかしいですが
私も島口が喋れる方ではありません

ですが幼稚園前は瀬戸内町
幼稚園から龍郷町で育ったせいか
同じシマの方が話すことばは
すぐ同じシマの人だとわかり
リスニングだけはできます

私が喋れないことが
次の世代の子どもたちに島口を
喋れなくさせている要因と考えると
ことは重大のようで
奄美の言葉の大切さを
改めて考えさせられました



講話の中で
「ケンムンのがぶとり」
   (監修 田畑千秋 氏)
   (文 嘉原カヲリ 氏)
の絵本を紙芝居として読んで頂いたのですが
帰りに図書館でその絵本を借りてきました





四歳の娘は
まだ字が読めませんが
私が読んだあと自分で絵を見ながら
自作の朗読で
シマのケンムン話を楽しんでいました

娘が絵本を読み終わった頃
今度は息子が主人に読み聞かせを頼んだところ
聞き慣れない主人の島口の読み聞かせに
ぽかんとした息子のそばで
ゲラゲラ大笑いする娘に
やはり私たちが島口を喋ってないからだと
痛感させられずにはおられませんでした(汗)


  


Posted by ジャクシン at 23:26Comments(0)etc…