2011年11月28日
枕経
枕経について少し…
正しくは臨終勤行(りんじゅうごんぎょう)と言いますが、
亡くなった方の枕元でお経を読むことから通称で枕経(まくらきょう)と言われるようになりました。
ここ奄美では無かったお勤めです。昔はあったのかもしれませんが
葬儀社の方も知らない方も多くいらっしゃったので、
恐らく臨終勤行をされているお寺は無いと思います。
葬儀の依頼が来て、早速臨終勤行へ向かうと大概の遺族はビックリ致します。
それはそうですよね、呼んでも無い坊さんがいきなり現れるわけですから。
こちらとしても一番緊張するとき。
何故ならこの時が遺族との初顔合わせである場合が多いからです。
言葉も慎重に選びます。言葉が軽すぎてもいけません。
また言葉数が多くてもいけないのですが何をしにきたのか伝わらなくてもなりません。
臨終勤行(枕経)をご存知な方もその意味まで知っている場合は少ないようです。
その解釈も様々…
まだ自分が亡くなったのを気付いていないので「あなたは死んだんですよ」ということを気付かすためにお経を読み上げるのだとか、再び迷いの世界に戻らないようにだとか、魔物を寄り付かせないためだとか何かおどろおどろしい意味が跋扈しています。
色んな影響で仏教がオカルトチックな見方をされています。そんな意味で臨終勤行をしているわけではありません。
正しくは臨終勤行(枕経)とは、亡くなる前にその方がお育てあづかったご本尊に対してお礼を述べるために勤めるものです。でも亡くなる前に本人がお経を読むと言うのはナカナカ難しいのでに僧侶が代役として読経をする、というのが正しい臨終勤行です。
そうして通夜、葬儀と続いていくわけです。
このように仏式では少しずつお別れを重ねて、そしていよいよ葬儀と続いて行きます。

正しくは臨終勤行(りんじゅうごんぎょう)と言いますが、
亡くなった方の枕元でお経を読むことから通称で枕経(まくらきょう)と言われるようになりました。
ここ奄美では無かったお勤めです。昔はあったのかもしれませんが
葬儀社の方も知らない方も多くいらっしゃったので、
恐らく臨終勤行をされているお寺は無いと思います。
葬儀の依頼が来て、早速臨終勤行へ向かうと大概の遺族はビックリ致します。
それはそうですよね、呼んでも無い坊さんがいきなり現れるわけですから。
こちらとしても一番緊張するとき。
何故ならこの時が遺族との初顔合わせである場合が多いからです。
言葉も慎重に選びます。言葉が軽すぎてもいけません。
また言葉数が多くてもいけないのですが何をしにきたのか伝わらなくてもなりません。
臨終勤行(枕経)をご存知な方もその意味まで知っている場合は少ないようです。
その解釈も様々…
まだ自分が亡くなったのを気付いていないので「あなたは死んだんですよ」ということを気付かすためにお経を読み上げるのだとか、再び迷いの世界に戻らないようにだとか、魔物を寄り付かせないためだとか何かおどろおどろしい意味が跋扈しています。
色んな影響で仏教がオカルトチックな見方をされています。そんな意味で臨終勤行をしているわけではありません。
正しくは臨終勤行(枕経)とは、亡くなる前にその方がお育てあづかったご本尊に対してお礼を述べるために勤めるものです。でも亡くなる前に本人がお経を読むと言うのはナカナカ難しいのでに僧侶が代役として読経をする、というのが正しい臨終勤行です。
そうして通夜、葬儀と続いていくわけです。
このように仏式では少しずつお別れを重ねて、そしていよいよ葬儀と続いて行きます。
